大切な人を失ったあなたへ|娘と父を亡くして気づいた心の整理と向き合い方

2023年5月、私は娘を失いました。

そしてその翌年、91歳だった父も天国へと旅立ちました。

人生の中でも、かけがえのない存在を2人続けて見送ることになったこの数年。

言葉では表しきれないほどの喪失感と、何をしても埋まらない心の穴。

時間が経っても、私はまだ「立ち直った」とは到底言えません。

むしろ、日常に戻ることさえ難しいまま、静かに生活を続けている──それが今の正直な気持ちです。

この記事は、そんな私自身の気持ちを整理するために書いているものです。

そして、もしこの記事を読んでいるあなたが、同じように大切な存在を失ったなら──

少しだけでも、あなたの気持ちに寄り添うことができたら、と願っています。

なぜ、「別れ」はこれほどまでにつらいのでしょうか?

心の一部を失うということ

娘を失ってから、毎朝目覚めた瞬間に感じるのは、静かな絶望です。
「いない」という現実に、何度も何度も打ちのめされます。

心理学的には、愛する存在の喪失は「自己の一部の喪失」と言われるそうです。
確かに、私の中の「ある部分」がもぎ取られたような感覚があります。

  • 胸にぽっかり穴があいたようなのに、ずっしりと重たい
  • 急に呼吸が浅くなるような瞬間がある
  • 思い出すと涙が止まらず、思い出さなくても涙が出る

あなたも似たような感覚を抱えていませんか?

押し寄せる後悔・怒り・無力感

私の頭の中では、毎日のように「あの時、こうしていれば…」という思いが繰り返されます。

  • なぜ、もっと早く気づけなかったのか
  • どうして運命はこんなにも残酷なのか
  • 自分には何もできなかったのか

そんな感情が、波のように襲ってきて、時に身動きが取れなくなります。

時間では癒えない悲しみもある

よく「時間が癒してくれる」と言われます。
しかし私が通院している心療内科の先生は、こう言いました。

「今の医学では“時間だけでは癒えない悲しみがある”というのが常識になりつつあります」

その言葉に、私は少し救われました。
「立ち直らなければならない」と無理に思わなくていいのだと。

悲しみの感じ方は、人それぞれでいい

大切な人を失ったあなたへ|娘と父を亡くして気づいた心の整理と向き合い方

SNSで、「涙が出ない自分が怖い」「悲しくないのはおかしいのか」と悩んでいる投稿をよく見かけます。

私は逆に、買い物中にも道を歩いていても涙があふれてきて止まらず、困ったこともありました。
いまだにそういう日もあります。

でもそれは、どちらも正常です。
あなたの心が、自分を守るために精一杯反応している証拠です。

私が試してみた、3つの心のケア

ネットでは、心のケアの方法がいくつか紹介されていました。

1. 感情を書き出す

何も考えられない日々の中で、私は毎日のようにパソコンに向かい、感情をそのまま綴りました。

書きながら毎日涙が止まりませんでした。こんなつらい思いをするなら書かなければいいのにと思いながら書く日もあります。

書いても決して楽にはなりませんが、心の奥の気持ちに触れられる時間でした。

2. 話せる人に少しだけ話す

しばらくのあいだ、以前交流のあった人とは距離を置きました。
なぜなら「娘さんお元気?」と聞かれるからです。
でも最近、少しずつ話せる人が増えてきて、生活の支えにもなっています。

3. 「泣いていい時間」を止めない

私は、涙を止めようとはしていません。
「泣くのが普通」と思えるようになってから、少しだけ肩の力が抜けた気がします。

あなたは誰かに話せていますか?

もし誰にも話せない状態なら、コメントでも構いません。
このブログを通して、少しでも「共感」や「つながり」を感じていただけたらうれしいです。

現実的な問題にも向き合わなければならなかった

父の死後、すぐに直面したこと

  • 死亡診断書の取得(施設提携の医師が対応)
  • 火葬許可証の取得(葬儀会社が代行)
  • 火葬場の予約の遅延(混雑)
  • 「エンバーミング処置」(ご遺体の保存処置)詳しくは👉こちら
  • 年金の停止(【最優先】年金事務所に予約)
  • 銀行口座の凍結と引き落とし整理
  • 相続書類の準備(口座凍結のタイミングに注意)

やることは本当に山のようにあり、悲しむ間もないほどでした。

ペットを見送った日を、私は忘れません

娘が可愛がっていた猫が亡くなった日、
彼女はバスケットいっぱいの花を敷き詰め、その中に猫を寝かせて泣いていました。
その姿を今でもはっきり覚えています。

私たち家族は、その猫もきちんと火葬し、遺骨を自宅に置いています。
思い出の写真をまとめたアルバムは、今も私の手元にあります。

周囲の言葉が苦しく感じるときもある

「元気そうで安心した」と言われて、苦しくなることもあります。
喪失の深さは、外からは見えません。

だから、距離を置くことも、自分を守る選択として大切です。
「話せるようになったら話すね」と、自分を守るための言葉を用意しておくと楽になります。

私が「できなかった」ことも正直に書いておきます

ネットでは気持ちの整理をするのに役立つことが書いてありました。

  • 朝の散歩(続きませんでした)
  • 故人の好物を作る(食欲も気力も湧かず無理でした)
  • 季節の行事(気力が湧きません)

でも、それでいいのだと思っています。
できない自分を責めないようにしています。

それでも、私が今できていること

「終活ノート」をつけ始めました。
娘や父の思い出を、少しずつ言葉にしています。
天国で再会したとき、どんな話ができるだろう──そんな想いを支えにしています。

この記事を読んでくださったあなたへ

日本では1日に3,900人以上の方が亡くなっています。
今この瞬間にも、私たちと同じような気持ちを抱えている人が、たくさんいます。

誰かと比べなくていい。
「ちゃんと悲しむ」ことを、自分に許してあげてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 悲しみが何ヶ月も消えないのはおかしいですか?
A. いいえ、まったく普通です。子どもを失った場合、5年、10年と苦しみが続くケースもあります。

Q. どうしても現実感がありません。
A. 私も同じです。現実を受け止めるのには段階があります。葬儀や四十九日が終わったあと、一気に感情があふれることもあります。

Q. グリーフケアを受けるにはどうすればいいですか?
A. 心療内科や地域の無料相談窓口、NPOなどが支援を行っています。遺族の会がある地域もありますので、探してみてください。

おわりに

私はまだ、悲しみの渦の中にいます。
でもこうして書くことで、少しだけ、心が動きました。

もし、同じような経験をされた方がいらっしゃれば、ぜひコメントなどで気持ちを分かち合っていただけたら嬉しいです。

悲しみは、決して「乗り越える」ものではなく、「抱えながら生きていく」しかないのだと思います。

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今後も大切な存在との別れ、高齢化社会に思うことなど記事の公開を続けていこうと思います。続編の記事のリンクを順次更新して参ります。

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免責事項

【免責事項】
本記事の内容は色彩心理の一般的傾向に基づくもので、
すべての方に当てはまるものではありません。
心や生活に不安がある場合は、
専門家へご相談いただくことを推奨します。

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