色彩心理から考える「本当の自分」を見つける方法と、自分を見失った時の対処法

　ついついまわりに合わせてしまう・・・
本当はそうじゃないのにと思っても言えない・・・
気が付いたら話の流れに流されてしまっている・・・

　こういう日々を長く続けていると、「本当の自分」て何かがわからなくなりませんか？　

　「なんか違う」「息苦しい」「イライラする」と感じているとすれば、それは「本当の自分」で生きていないせいかもしれません。

　この記事では、「本当の自分で生きる」ためのヒントと、カラー・セラピーの動画をご紹介します。

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本当の自分とは何ですか？
自分を見失った時の対処法は？
自分がわからないから苦しい
自分がわからなくなった時はどうすればいいですか？

本当の自分とは何ですか？

　「本当の自分」とは、自分が心から感じる価値観や、周りに影響されずに持っている自分らしさのことです。自分が本当に大切にしているものや、自分が何に喜びを感じるのかを理解することが、本当の自分を知るための鍵です。

　色彩心理学では、色が私たちの感情や思考にどのように影響を与えるかを研究します。たとえば、青は冷静さや落ち着きを象徴し、自分を見つめ直す時間を与えてくれる色です。自分の心の状態を見極めるために、色が持つ力を活用することができます。緑は調和やバランスを意味し、自分と向き合う時間を増やし、リラックスするのに役立ちます。こうした色を生活の中に取り入れることで、自分の本心に気づく手助けをしてくれるかもしれません。

　また、他人の期待や社会的な役割にとらわれず、自分の内なる声に耳を傾けることが大切です。時には、自分がどうあるべきかを考えるのではなく、ありのままの自分を受け入れることが求められます。色彩心理の観点からは、黄色のような明るい色が、前向きなエネルギーを引き出し、自分の心に素直に向き合う力を与えてくれるでしょう。

自分を見失った時の対処法は？

　自分を見失うことは誰にでもあります。これは、学校や家庭でのストレス、友人関係の悩みなど、さまざまな要因から引き起こされるものです。色彩心理の観点から言えば、赤のような刺激的な色は逆にストレスを強めることがあるため、避けたほうがよいかもしれません。代わりに、青や緑などの穏やかな色を身の回りに取り入れると、心が落ち着き、自分を取り戻すきっかけになるでしょう。

　まずは、リラックスできる時間を確保することが重要です。色彩心理学によると、紫は精神的な落ち着きと直感を高める力があります。このため、紫色を見たり、紫を含んだアートや風景を取り入れたりすることで、自分の心の奥深くにある感情に触れることができるかもしれません。

　もう一つの方法は、内なる感情や考えを言葉にすることです。自分の感情を書き出したり、友人や家族に話したりすることで、気持ちが整理されます。また、白は純粋さや新しいスタートを象徴する色であり、心のリセットを図りたい時に適しています。白い紙に思いのままを描いたり、白い空間でリラックスすることで、新たな視点が得られるかもしれません。

自分がわからないから苦しい

　自分が何者かわからなくなると、苦しさを感じることが多いです。これは特に、自分の将来や進路を考え始める時期に感じやすい悩みです。色彩心理学では、こうした不安や混乱を軽減するために色の力を利用することができます。オレンジは温かみや安心感をもたらす色で、不安な時に心を和らげてくれるでしょう。

　色を使ったリラックス方法としては、自分の周りに自然の色を取り入れることが有効です。例えば、緑や茶色のような自然の色は、落ち着きや安定感を与えてくれます。また、色彩心理学によれば、ピンクは愛や優しさを象徴し、心を癒す効果があります。自分に優しくし、他人の期待に応えようとするプレッシャーから解放されることが、自分を取り戻すための第一歩です。

　また、音楽やアートを通じて感情を表現することも役立ちます。感情を色や形で表現することで、自分の中にある漠然とした感覚を具体的に理解できるようになるかもしれません。アートセラピーや、色を使った自己表現は、自分の感情を再確認する良い手段です。

自分がわからなくなった時はどうすればいいですか？

　自分を見失ったり、自分がわからなくなった時には、一度立ち止まって深呼吸し、心を落ち着けることが大切です。色彩心理学では、青色が心を落ち着け、集中力を高めるとされています。自分自身を見つめ直す時間を作り、日常生活に青色を取り入れることで、心の静けさを取り戻すことができるでしょう。

　また、自分に問いかける時間を持つことも効果的です。「本当は何を望んでいるのか？」「自分が一番大切にしているものは何か？」といった問いかけを通して、自分の本質に触れることができます。緑色は成長や再生の象徴であり、新しい自分を見つけるための手助けとなる色です。自然に触れることで、心の中に新しい発見が生まれるかもしれません。

　色彩心理を活用し、自分の内面と向き合いながら、無理に答えを出そうとせず、時間をかけて自分を探していくことが重要です。

　ご自身がお好きな色を選んで下さい。本当の自分がわかるかもしれませんよ。ヒーリングミュージックとビー玉アートの画像もご覧にいただけます。